県内1月倒産 前年同数3件
帝国データバンク沖縄支店は8日、1月の県内企業倒産集計(負債総額1千万円以上)を発表した。倒産件数は前年同月と同じ3件、負債総額の合計は同82・5%増の2億1900万円だった。
集計には計上されていないが、飲食店経営のLaLaPrimo(ララプリモ、中城村)が2020年11月に事業を停止して、自己破産申請の準備に入っていることも明らかにした。負債総額は約6千万円で、新型コロナウイルス関連倒産と位置付けている。
前月と比べた県内の景気動向を示す業況判断指数(DI)は、前月調査から0・8ポイント悪化して34・3となり、3カ月連続の悪化となった。先行き見通しDIは、3カ月後が前月調査比4・1ポイント悪化の33・8、6カ月後が同3・6ポイント悪化の37・1、1年後が同2・3ポイント悪化の38・6だった。
2021/02/09 琉球新報朝刊 5ページ 353文字
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